8/27の日記          文は田島薫



読書にビデオに植木切り


先週月曜のココ通の歌更新宴会は例によって尾形歌人の個展オープニング参加で翌

夜に順延。ちょうど当日あった高校野球秋田の金足農高の決勝戦敗退のテーマで東

北の高校での応援団長だった歌人の興奮の中での飲み会。

水曜が休肝日で、あっと言う間の金曜。外はとんでもない暑さだったし、だいたい

先週はずっと図書館で借りてた谷川俊太郎のインタビューの本を読んだり留守録し

といたビデオや家人が借りてたレンタルDVDをいっしょに観たり。家人はニール・

ヤング自伝の1をやっと読み終わりかけて2に入ろうとしてるんだけど、時々中に出

て来る用語やバンドなどを私に聞くのに応えてたんだけど、どうも私は、ニ−ルの

1番目と2番目の夫人の順番を逆に認識してたようで、ていねいに読み込んでた家

人に間違いを指摘され、日記の個所を修正した。

谷川俊太郎のその本を先に読んでいたととなま夫人から、谷川は一時期夫人だった

佐野洋子が谷川からの影響をなにもうけつけない女性だった、って話を聞いた時、

谷川は影響を与える側の人物、って自分で思ってるのかと思い、傲慢なやつだね、

って言ったんだけど、読んでみると、谷川は佐野の才能からいろんなことを吸収さ

せてもらったけど、佐野にとっては自分(谷川)から得るものはなにもなかったの

だ、ってあったから、話、ってちょっと聞いただけだと誤解しやすいもんだ。

DVDは映画「ストックホルムでワルツを」スウェーデンの人気ジャズシンガー、モ

ニカ・ゼタールンドの歌への自信と情熱と諦めない心が周囲の無理解や挫折からの

苦悩を乗り越えて活路を切り開いて行く半生。当初、歌の上手さだけで得意になっ

てたのをエラ・フィッツジェラルドにけなされた後、挫折や喪失や孤独感からアル

コールへの逃避などを経て、表現に深みのようなものが出て来た、ってようなこと

はたしかに世の中あるようで、それは人の弱さの部分の共鳴ってことなのかも。

金曜夕方涼しくなってから家人とレンタルDVD返却につきあい近所のスーパー寄っ

て帰宅。日曜も夕方シャワー浴びる前にスーパー行こう、って言ってたんだけど、

その前に、奥の家へのアプローチにわが家の植木からの無数の小さな白い虫が落ち

る、ってことで何ヶ月か前枝下ろししたのに、もう新たな葉に同様のことが起きて

ることがわかったんで、上から順番に幹を切っていき3分の1の丈にし、葉は袋に詰

め終わったら、もう汗びっしょ、ふたりでスーパーに行ってからシャワー。


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