8/20の日記          文は田島薫



NY去ってまたNY、合間にDVD 2


水曜は図書館の本の返却日なのにまだ家人はニール.ヤング自伝の1も読み切れて

ないもんで、自分のカード新登録で新たな借り出しできないか聞いてみる、って言

うんで、スーパーの卵1人1パック、ってのに家族で並んじゃうのと同じだからや

めた方がい〜んじゃね〜の、それにこれはとなり町の図書館の本だし、って言った

んだけど聞かないんで、夕方一緒に図書館の返却に行き、カウンターで本を返しな

がら、これはとなり町の図書館に戻っちゃうとして新たに借りる時はまたリクエス

トすることになるのか聞くと、予約がないのを調べてくれて再再延長してくれた。

新たに家人はニューヨークガイド、私は予約してた谷川俊太郎のインタビュ−の本

を借りた。同時に予約してたカート・ボネガットの本は予約が9番目だったんで、

借りられるのは多分半年後ぐらいになりそうだ。

家人が借りて一緒に観たDVDは「2012」ってその年(間抜けに見えるタイトルだ

けど)に人類滅亡する大地核変動が起きて、それを予期して極秘に作られてた何艘

かの箱舟で一部の助かった人々が最後に喜ぶ、ってようなあまり納得できない話な

んだけど、大都市が消滅して行くCGのリアリティがなかなかだった。もう一本は

逆に、まったり最後までなにも起きない「プール」ってもたいまさこや小林聡美な

んかが出てくる一連のシリーズ(?)観ながらうとうとしてしまった。

金曜の夕方家人と、先週日曜に観た「ザ・ヘルプ」とそのDVDを返却に行き、その

まま一駅電車移動し、パルコ内のコーヒー店でオリーブオイルやレモン果汁を買い、

無印で数日前に壊れた電気釜の代わりを買おうとしたら、展示品しかなくて付属の

シャモジもなかったんだけど、かまわない、って言うと800円割引きしてくれた。

土曜の夜は新たに借りて来てた「ドリーム」って、人種差別の残るNASAで働く天

才的頭脳を持つ黒人女性3人の地位向上がテーマの映画。日曜の午後は黒木和雄監

督、原田芳雄と宮沢リエの「父と暮らせば」、これは一度観てるせいなのか、私が

少し鈍感になったせいなのか、テーマの深刻さを受け流しながら、やっぱりうとう

としてしまったことに少し罪悪感を感じた。


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