5/7の日記          文は田島薫



ゴールデンウィークの東京見物


ゴールデンウィークの前半は夏のような陽気で始まり、暑いね〜、って言ってる間

にココ通更新やってひと休みしてたら、水曜木曜は雨模様気味の天気。午後、留守

録のたまった番組を早送りして見たり新聞の整理などしてると、はるさんちょうさ

んの共通の妹こっこちゃんがニラやレタスのお土産持ってやって来たんで、2時間

ぐらい家人と私と3人でコーヒーやお茶飲んで雑談した。

金曜は晴だったんで、せっかくのゴールデンウィークどっか行こう、って家人の強

い要求があったんで、じゃ、空いてるはずの都内へ出かけっか、ってことにして、

ブランチを食って1時ぐらいに2人で家を出た。

王子で下り、前からやろうとしてた都電荒川線で池袋まで、ってのをやってみるこ

とに、5〜6分ごとに電車は来るんだけど、意外に満員で奥につめて後半、家人が

座れるまでずっと立ち通し、っていっても家人が行ったことない、って言うんで下

りた鬼子母神まで2〜30分程度だから思ってたよりも他愛無い距離だった。

境内で家人が拝んだりしてから、池袋駅前の大型書店に寄った後、まだ3時だし、

もう1つの候補地だった六本木へ行ってみっか、ってことでJRで恵比須まで行き、

日比谷線に乗り換え六本木ヒルズで終わったばかりのフリーマーケットをぬけて、

交差点から麻布十番へ。六本木ヒルズも麻布十番も私が10年以上前に来た時と同じ

ようにそこにあって、途中で騒いでた右翼のデモや、商店街を盛り上げよう、って

演説してる地元のおっさんの他、特に見るべきものは感じなかった。

歩き疲れた家人が休もうと言うんで、家人が以前仕事の先輩に連れて来てもらった、

って言う交差点そばにある地下のイタリアンレストランで家人はジンジャーエール

とアンチョビとガーリックの薄べったいピザ、私はビールの小びんを頼み、家人の

思い出話を聞きながら飲み終わり少し迷ってからビール1本お代わりした。

土曜の家事デイの後、運動して風呂に入り、体重を計ったら3日で3キロ減ってた。

日曜の午後はアンプに久々のストラトキャスターをつなぎ、家人のベースと合わせ

て「シナモンガール」と自作の「届かない言葉」演奏。

家人が借りてたDVDで「ポルト」って離婚経験のある高学歴女性とプータローのよ

うな若者が出会ったばかりで引かれ合って激しいセックスする映画を観、2〜3日

前には「パフューム」って香り分けの天才が美女のエキスを採集するため連続殺人

する、って映画を観た。どちらも暗喩のようなもんは感じたんだけど、私の倫理感

からか違和感の方が勝ってしまい、制作動機はなんなんだ、って気になった。


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