5/14の日記          文は田島薫



庭のなにかで顔に盛大なかぶれしたまま買い物と映画鑑賞とバンド演奏


先週のはじめの朝、家人が、わが家のかん木が奥の家のアプローチのフェンスから

出てるんで切ってくれと言われ、植木ばさみでそいつや、あたりの自然に生えた別

のかん木なんかの伸びた部分をたっぷり切ったんだけど、どうもその時になにかが

顔にかかったらしく、頬から目のわきにかけてぽちぽつと赤いかぶれが出た。

初めはメンタムをぬってそれほど気にもせずにいたんだけど、翌日鏡見てみるとそ

の数が増え患部も少し大きくなってる模様。メンタムの消毒が免疫力を奪ってるか

も、って塗るのをオリーブオイルに変えて3日様子見てもちっとも症状が改善しな

いもんで、またメンタムに替えてみて1週間経った今は大分治ったようだ。

ひどいかぶれ顔のまま2回食料の買い出しに出かけ、木曜には家人の友人が書の練

習に来て、いっしょに私の作った具沢山チャーハンの昼食を食った。

前々日ぐらいに前回その家人の友人が持ってきたDVDで、足を折った後の下山中に

アクシデントでザイルを切られクレバスに落ちたのに数日後自力で生還した男の実

話の再現ドラマを観たり、その前後に家人が借りて来た「キングスメン」って英国

制のコミック風ハチャメチャアクション、「フェイス・オブ・ラブ」って死んだ愛

夫とそっくりの男に出会ってそれを秘密にしたままつきあいを始める女性の話、そ

れと、以前にも観てたはずのマイケル・ムーアの米国の医療保険制度や医療業界の

利益優先を糾弾する「シッコ」を観た。病院での医療費ゼロのイギリスやフランス

やキューバやただ同然のカナダの情報がほとんど知らされてない中、キューバの市

販で5セントの薬が米国では150ドルにもなり一度大病すると中流の家でも自己破産

したり貧乏人は死ぬのを放置されるのが普通、って現状はその映画から12年経った

今も変わってないようだ。米国でちょっとした怪我で病院にかかった旅行者が数万

ドルから数十万ドルの請求をされた、って話も多く聞くので気をつけたい。

日曜は、テレキャスターとベースをアンプにつなぎ家人と「シナモンガール」。


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