家人の交友と外出ウィーク
ココ通更新日の翌日の火曜は、家人のいとこから送られて来た40個ばかりの小さな渋柿
の皮をむいて湯につけた後、家人が昔私のおふくろに言われて傷ついた「指図」って言葉
を私が冗談半分に使って猛烈に不機嫌になり無口の家人(数時間後に私が謝った)といっ
しょに、ひもを柿につけて玄関前の竿に吊るした。
翌水曜日の朝、先週に続き沿線に住む家人の年上の友人が書を習いに来たんで、昼に私が
具沢山そばを作っていっしょに食い、デザートの後、飲んでもいい、って言うんで、昼に
出し忘れたビールを出し1杯づつ飲みテレビの金持ち別荘にケチをつけながら雑談。
その翌日木曜は、家人が先週お茶の先生でもあるその年上の友人を誘い断られ、私にも断
られた後に誘ったこれまた沿線に住む中学時代の親友と、木樹希林がお茶の先生を演じる
映画を沿線の町に待ち合わせて観に行き、私はねこのごはんを近所のスーパーへ買いに行
ったり請求書書いたり各種支払いに銀行やコンビニ行ったり。
どうもこの時期はそういったことが多くなるようなんだけど、そのまた翌日の金曜も、家
人は1〜2年ぶり大学時代の友人ふたりとに目黒で待ち合わせで午前中に出かけて行った。
私は、事務所のパソコンで、東京国際映画祭のサイトで出品全作品の解説を読んだり、予
告編を見たりしてたらすぐに夕方で、家人から帰路の電車からメールが来た。
夜、家人が借りたDVDで、チャーチルがナチスにこう抵抗した、って筋の映画を観た。
土曜の午後は、東京国際映画祭の検索をやってる時に見つけた「ジャクソンハイツへよう
こそ」ってニューヨーク、クィ−ンズ地区のドキュメンタリー映画を家人も是非観たい、
って言うんで、渋谷のミニシアターの翌日の午後の回をネット予約した。夜は、ケチな私
が100円の旧作料金になるのを待って借りたアニメ映画「この世界の片隅で」を観た。
日曜はブランチを食ってから家人と渋谷に行き「ジャクソン〜」をやる場内に入ると、観
客はまばらで、100人ほどの席に2割ほどの観客しかいなかった。上映時間は3時間ちょい
なんで、持ってった水の他、レモン水で割ったジンをピーナッツやチーズなんかつまんで
ちびちび飲んでたんだけど、2時間ほどでインターミッションか、って思ってたらどうも、
そのままぶっとーすらしいんで、酒場でのサッカー応援シーンでトイレに立った。
作品は、ナレーションは一切なし、って言ってたんで多民族が生活する地区の街の中をた
だ無言のカメラが徘徊し続けるようなものを想像してたら、都市再開発で翻弄される貧し
い移民層や性的マイノリティへの差別問題などを話合う小さなコミュニティがいくつも出
てきて、まとまった時間カメラが留まりそれを字幕でそのまま伝えてるもんで、問題点が
知らずはっきり浮き出た真摯なドキュメンタリーに感じた。終了は午後6時近くだったん
で真直ぐ帰るとこなんだけど、家人が井の頭線で昔住んでたあたりを通って吉祥寺経由で
帰りたい、って言うんでクリスマスツリーの飾られた明日は月曜、って休日夜の吉祥寺駅
前と飲み屋街を少し歩いてから武蔵野線経由で帰宅。 |