1/22の日記          文は田島薫



昼は歌集のコピペ、夜は映画DVD


先週月曜のココ通更新の後、火曜からは、食料の買い出しで出かけたのを除くと、

定時過ぎの残業などはしなかったけど、ずっとココ通サイトの尾形歌人のバックナ

ンバーから一首づつコピーしてはテキストに移す作業を続けた。尾形さんが2週ぶ

りの月曜に来た時に渡せるように金曜も終わらなかったら土曜の作業も覚悟してた

んだけど、なんとかビールの時間までに終了した。

火曜か水曜の晩は家人が借りて来てたDVDでスウェーデンでヒットしたらしい「幸

せなひとりぼっち」とか言う映画を観た。

身内に起きた数々の悲惨体験を一緒に乗り越えて来た女房に先立たれた老人(私よ

り年がずっと若い設定!)が後を追おうとするたびに隣に引越して来た移民の家族

にそれをじゃまされ、そのうちに頑な心が癒されて行った、ってような、ありがち

なストーリーなんだけど、その老人の無愛想さに妙に共感してしまった。

日曜の午後は、最寄り駅へ家人がレンタルDVDを返しに行くのにつきあい、私も気

になってたやつを2枚借りた後、家人がアンダーシャツとスパッツを買いたい、っ

て言うんだけど、駅前のデパート内の無印良品が最近閉店しちゃったんで、となり

の2番目の最寄り駅まで電車移動し、そこのパルコ内のそれで購入、コーヒー屋で

家人はバーゲンのオリーブオイルも購入、家人が使ってるヘアブラシがいよいよオ

ンボロになってきたこともあり1階で木製の柄のやつがずっと欲しかったらしいの

をそんなの非実用的だからやめとけ、って言ってた私が、冗談半分にねだられた時、

そんなに欲しいんなら、って買ってやった。

いつもより少し遠回りした裏道から帰宅後、風呂とビールと晩飯のあと借りて来た

ばかりの家人が選んだ「マンチェスター・バイ・ザシー」って映画を観た。

これも悲惨体験で心が折れた男の話。こっちも、トラウマで苦しんでたのは自分だ

けではなかった、ってことが判り少しずつ心が癒されて行った、ってような、前回

のとどっか似てるストーリー。男の無愛想にやっぱり共感してしまったわけなんだ

けど、実生活でこういう男とつき合うのはあまり愉快じゃないし、いきなりなぐら

れたりするのはかんべんして欲しいんだけど、人にはいろいろな事情があるのだ、

ってことをみんなが認識するのはわるいことじゃないと感じた。

寝る前に、昼間セットしといたアンプとベースとギターとボーカルマイクで音を絞

り、家人とその日2回めの「シナモンガール」。


戻る