11/6の日記          文は田島薫



茨城行った後デモと歯医者


先週の火曜朝、茨城の両親が住んでた家へ、毎回送り迎えしてくれるいとこ運転の車

で出かけ、2泊で近所にある両親の墓へ行き線香を上げ七回忌法要のつもりで家人と

私で般若心経読んだり家まわりの掃除したり庭の伸びた木の枝下ろししたり池の水を

取り替えたり段ボールの紙に売出し看板の文字をマーカーで書き替えたりガレージの

やぶれた屋根にかけてたブルーシートの傷み具合を点検して来年のかけかえのために

必要部分の正確なサイズを計ったりした。

初日の晩、家人と石狩鍋を食ってた時、いつも固いものを咬むと痛むかぶせもんの奥

歯で、ガリッ、って小さな小石のようなもんを咬んでしまったらしくそれから、やわ

らかいもの咬んでも痛むようになってしまった。歯の詰め物がはずれたり、こういっ

たことはたいてい明日から連休だ、ってような夜に起きる。

歯の方は反対側のが使えたんで、食事中の多少の咬みにくさをのぞけば、さほどの支

障もなく過ごし、木曜の夕方いとこ運転の車に運んでもらって帰宅。

翌日の午後、国会を取り囲む憲法改正反対集会がある、って新聞広告を家人が取って

あって、行かないか、って行くつもり満々のようだったんで、行ってみっか、ってこ

とに、添付されてた反対署名の欄にふたりで署名、まだ空欄が3つあったんで、近所

の夫妻と、独身者1名んとこ行ってそれをしてもらい投函。

翌3日の憲法記念日、昼食後、ふたりで雑用してると1時も過ぎちゃったんで、どーす

っかやめっか、などと言いながらも、どうせ行くならプラカードを、って、私は段ボ

ールに、安倍首相×、ってマーカーで裏表でかく書いたやつを2枚作り出発。

永田町の駅に着くともうすでに1時間ぐらいの遅刻で、早めに帰宅しようとする人々

がわれわれと逆方向から大勢いたんだけど、現場はまだ沿道ぎっしりの人の群れがい

て集会中。目前の交差点の信号は大勢の警官に交通規制され一方通行にされ渡れない

んで、大きく迂回して手づくりプラカード掲げてメイン会場に近づく。

中高年主体のほとんどの参加者は主催者支給の同じペナペナのプラカードを持ってて

わずかに私のような手づくりが混ざってる。大勢の参加者と警察官しかいない会場で

誰に向けてかわからないシュプレヒコールなどをして小1時間で帰路に。

翌日の新聞記事を調べたら地方からも4万もの人々が集まった集会について写真もな

い小さな扱いだったんで、新聞社へ意見メールを送っといた。

翌土曜の朝、歯医者に行き、以前からレントゲンで根元がだめになってる、って言わ

れてた歯をあっさりと抜いてもらった。


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