9/26の日記          文は田島薫

ユーシロセンセーの入院


先週の水曜の晩、突然ユ−シロセンセーから電話があり、前日だかに入院して今病院から

だ、って元気な声、今年んなって顔だの足だのにむくみが出てたのが、高校時代に受けた

心臓手術の後遺症が出てきたのかも、などと言ってたのが、ここんとこ急激に体調が悪く

なったもんで妹の付き添いで病院へ行き診察受けたところ、C型肝炎からの肝がん手術不

能転移添え、ってハイグレードな診断をされたらしく、すっかり死ぬ覚悟を決めた風。

で、翌日の午後、家人とふたりでわが家の最寄り駅から2つめの病院で利便性もいいこと

もあり気楽に(?)見舞いに行くと、北海道から来た兄貴と近所にいる妹とそこで出産間

際の妹の娘も来てて、ベッドで横になってるユ−シロセンセーが、いつもと変わらない感

じで自分の身辺整理のやり方などを話ししてるを聞いてから、簡単に諦める必要はない、

って理由の要旨を私が話すと、センセー、半信半疑と少々いら立ちの反応。

翌日の午後は私ひとりで野菜ジュース持って行き、兄貴と当人と今後の死んだ場合の葬り

方や、すっかり身辺整理した後で治っちゃった場合を冗談まじりに「談笑」したり。

翌朝はセンセーんちで兄貴と待ち合わせ、治療に関する最新データや私の文を印刷しよう

として、ちょうど動かなくなった私のプリンターの代わりにくれる、ってセンセーのプリ

ンターを家人ともらいに行き、センセーのショルダーバッグに入れて帰って来た。

その翌日は印刷した資料を持って午後、また家人と野菜ジュース持ってセンセーんとこへ、

おいが来てる中、また兄貴とセンセーと私で身辺整理と治療の可能性の2本立てのふざけ

た討論会(?)をおいの帰った後もやったり相撲見たりして途中でおいとま。

翌日曜は、友人の会社のホームページの修正やってから、午後3時半ごろ納豆とヨーグル

トと手作りいもきんとんを持って見舞いに、昼寝してた兄弟を起こしまたバカ討論会。


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