4/25のねこさん 文は田島薫
黄とらのおでむかい 2
先週の中ごろの午後、家人と自転車で食料の買い出しに行く途中のねこよこちょう入口
角の家。庭をのぞくと、先日きちんと座ってた場所と同じ、家への入口の真ん前でこっ
ち向きに、今回は寝そべってた。われわれは、また、よ、って手上げてあいさつして、
ねこさんの方はただじっとこっちを見てた。
いやいや、入口の真ん前に座って、さー、帰って来いためじろー、つってたんだけど、
やっぱり、なかなか帰って来ないね〜あいつぁ、ずーっと、そーやって力入れてっと、
疲れちゃっていけね〜んだよな、やっぱりこ〜、ちょっと力ぬいてみて、へたり、って、
寝そべった方が楽だね〜、こ〜ゆ〜感じだと、いくらでも待ってられそ〜だよな、100
年ぐらい行けそうだ。さ〜、いつでもい〜ぞ〜、のんびり帰って来てい〜ぞ〜。つって
ると、またあのあほずら2人組が目の前立って手あげてやがる。うざいね〜、ったく。