3/14の日記          文は田島薫



家からの長い散歩の先で危険に遭遇


きのうの日曜はかなりの寒さなもんでコタツに入って本でも読んでるのが一番い〜

過ごし方ってことで、さいわい図書館で借りて半分ぐらい読み残したままのジミー

ページの伝記があんで、ユーチューブのレッドツェッペリンかけてストラトキャス

ターにアンプつないで、弾いたりしながら読んでたら、きょうじゅうに返すには悠

長すぎるって思ってた通り、家人も何時に図書館行くんだ、ってせかす。

時間ってもんは有限なもんだ、って思いながら、本当はストラトキャスターの弦も

2年ぶりぐらいに(おいおい)替えっか、って思いもしまって、2時間ぐらい待って

くれ、って言って、1時間半で飛ばし読みしてから寒いんで、ふたりともダウンに

マフラー、手袋して歩いて出かけた。

図書館の後、新聞チラシにあった素朴なペルシャ絨毯「ギャッベ」も見に行きたい、

って家人が言うんで、もうすでに午後3時だし、その展示場のふとんやまで1時間

はかかるんで、きょうはゆっくり図書館で物色するヒマはないな、って思いながら

図書館に着くとそこの続きの文化センターの広場でなんだか人だかりがしてて、食

べ物屋台も出てて、奥ではステージでなんかやってるようだ。そば行くと中学生ぐ

らいの女子3人組がスピーカーからのラップに合わせてヒップホップダンスやって

るのを1曲半ぐらいながめてから図書館で10分ほど過ごして2番目の最寄り駅のずっ

と向こうへ向け線路沿いの道を行進。

途中、くぼせんせーじゃない方のいとこの小さな新築2世帯住宅をながめ、駅前パ

ルコでしっこをして裏の新しい道路の歩道沿いに前回見つけたこっぺぱんやでぱん

にあんことチーズはさんでもらって、ずっと歩いて行き、人通りのほとんどないゆ

るやかな坂の途中にあるふとんやで絨毯を見た。

以前長野で同じたぐいのを見て、クレー調の素朴な絵柄のそれにふたりとも感心し

て家人なんかは、つつましい貯金を切りくずして買ってみてもわるくはないんじゃ

ないか、ってぐらいのこと言ってたりしてたんで、今回も気をつけないといけない

と思いながら見てると、これなんか家の部屋に合うんじゃない、などと言い出す。

いくらすんだ、って、見てみると、たった4〜50万、って、おいおい、絵柄のい〜

目の詰まったやつは100何万!って、で店員が4人ぐらい来て、いろんなこと言って

勧めるもんで、絵柄が私も好きだけど、使うとなると合う感じがしないし、使うな

らシンプルなほとんど無地のもんの方がいいけど、それだけのためだと高価すぎる、

ってことを言ってから、こんだけまけるし試しに家まで運んでみよー、ってその場

で決めそうな勢いの店員と家人をなだめて、いったん家へ帰って検討してからその

気になったら電話する、ってことにして、途中、夜道に迷いながら無事帰宅。


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