11/21の日記 文は田島薫
新しいリュックと新しいジーンズ
先週の火曜日の夕方4時ごろ、近所に住むはるさんちょうさんの妹のこっこちゃんが、野
菜をいっぱい持って来てくれたんで、1時間半ぐらい家人と3人でコーヒーを飲んで雑談。
こっこちゃん、旧中山道を数年かけて断続的に友だちと歩いてて、先日も行って帰って来
たばかりなんだ、って。
旅行好きの家人は、いつもどっか行くことを画策してるようで、海外旅行行くならどこ行
きたい?などといったかまかけのようなことを言い、いつのまにか私はそのペースにはめ
られる。う〜んそ〜だな〜、スペインかな〜、なんて言ってしまうと、ずーっとそれの資
料集めたりしてて、先日も新聞広告で格安旅行パックを見つけ、どう?って聞かれ、思わ
ず、お、安いっ、って感心したら、もう、いつのやつで行こうか、ってことになった。お
いおいそんな海外旅行に気軽に行くほどわが家に余裕はないんじゃねーの、もっとじっく
り考えて、いろいろ準備してからの方がいいんじゃねーの、って言ってみると、そんなこ
と言ってるうちに年とって体が言うこと聞かなくなり行けなくなったり、死んじゃう、っ
て、なるほど、って感心してたらけっきょく来年行くことに決まってしまった。
で、前から穴のあいたリュックをしょいながら、ずっとなんとか、って言うきつねのマー
クのついたリュックが欲しい、って家人が言ってたから、それを売ってる店を調べといた
んで、水曜日に、借りたかぎを持ってふたりでユーシロセンセーの住んでた家へ、彼のや
私があげた作品などを取りに行くついでに2つ先の駅の店へ寄り、それを買ってあげた。
そしたら今度は、ずっと穴があいてパッチワークをつけてもらってばかりの私のジーンズ
が、どんどんその作業がひんぱんになることもあり、是非新しいジーンズを2本ぐらい買
ってあげる、ってずっと前から言ってるのを断ってたんだけど、金曜日に半額セールのチ
ラシ。一緒に2番目の最寄り駅方面の繁華街にある店へ出かけ、半額のリーバイスとそれ
より高い定価の日本製の2本を家人が買ってくれた。