1/27の日記          文は田島薫



ココア新年会やった


花見と忘年会はココアスタジオの年中行事として何十年も続けて来て、時期になると、

条件反射のようになんだか義務感のようなものが出てきて、やっか、ってことになるん

だけど、昨今は両親の看護などの私の都合でドタキャンにしたりしたせいもあったり、

メンバーの健康上の問題で酒があまり飲めなくなったりもあって、どこか、メンバー全

員、昔ほどの情熱がなくなり、少々惰性的会合の感が。それに加え、少なくなった仕事

の方をより優先しなくちゃならない事情も重なり、毎度調整に難航、集まりの悪い事。

で、一番都合事情が悪いはるさんに、忘年会時、声かけたら、新年会の方がいい、って

ことになり、じゃ、その新年会の方は、メンバーの都合事情順に声をかけたりしてたや

り方を変え、たっぷりひと月前にこっちで日時決めちゃえば、なんとか都合の調整を各

々がするだろう、って考え年末に全員にメールをしといた。返事は当日の2日前までで

可、って伝えた。すでになになにの予定が入ってる、って欠席2名の他、ふたつ返事で

出席!、って気持ちいいメンバーは歌人とユーシロセンセーの2名のみ、後は結局当日

近くなって、肝心のはるさんは女房の母親がなくなって当日の前日葬儀だ、ってのや、

打ち合わせしてから3時間遅れで出席、ってサニーや、ぎりぎりの日に仕事で欠席、っ

て言って来た吉田くん。

予定日の当日の金曜2時、じゃ、クボセンセーと尾形歌人とわれわれ4人で始めるか、

ってしてると、歌人は時間過ぎても来ず、電話があり、サニーが5時ごろ来るんなら、

3時ごろ行く、って、そのうちまた電話、ドタキャン吉田くんが、きのう徹夜で仕事し

たから行けることんなった、って、で、サニーが5時ならそのころ行く、って。

でけっきょく、歌人来たのも5時過ぎで、全員そろったのは5時半過ぎ、って、それまで

はクボセンセーと3人だけのじっくり話す楽しい新年会、ってことで考えようによっち

ゃ、それもアリってことで、たいていいつもこんな感じだから特におどろかない。鍋は

おでんで問題もない。大量の大根を入れた厳選素材のおでんは大好評で、話も盛り上が

り、ギターやコンガで合奏したり大騒ぎ。けっこうクボセンセーもつきあい、吉田くん

も10時か11時ごろまでつきあい、残った歌人とサニーとめずらしく眠らなかった私は、

家人が先に寝た後も、明け方近くまで酒宴。


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