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2013年9月24日(火)  連載・やっぱり秋は芸術(3)

宮澤の絵を見に行った。学生時代の友人・宮澤が会員になっている、小さな団体の展覧会

を見に京橋に行った。彼が油絵を描くやつだとはデザイン学生の頃は全然知らなかったが、

5、6年前から春と秋に案内が来る。絵の主題は能装束の役者だ、毎回装束の模様と背景を

替えて出品している。手を抜かずに描いている、とてもいい。

猛暑から解放された近頃、フットワークも軽くアートの町・谷中を徘徊し始めた。日暮里

駅にお昼ごろつくと、まずホームにある立ち食い店できつねうどんを食す。これはいつも

のパターンだったが、最近はうどんを食べた後にアップルパイを食すようになった。谷中

銀座を抜けて左に曲がると暫くして、知る人ぞ知るパイ専門店マミーズがある。甘さを抑

えたアップルが異常にたくさん入っていてパイとコーヒーで500円。

先週の土曜日はサッカー好きの友人とレッズ×甲府戦を見た。1−0で勝ったかなと思った

ら、終了間際の追加時間5分に1点返された。オッサン二人うなだれて帰宅。

きょうは高校時代の友人・青木の墓参に行った。仲良し4人組だったが、10数年前に彼だ

け早く天国に旅立った。残った3人で、秋分の頃墓参するのが近年の行事になっている。

北浦和のお墓に行った後は、近くのファミレスで互いの近況を語り合う。今回はHの、80

台半ばの義父と義母の話題が多かった。重い病気で入院した義父と、家に一人残った軽い

認知症の義母をどうするか。いま我々、団塊の世代の多くに共通する親の介護問題。




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