9/2の日記          文は田島薫



読書の時間

2週間に一度図書館に行って家人の分と私ので10册ぐらい本を借りて来るんだけど、

返す日に読み切れてない本が半分ぐらいあって、それらをさらに2週間延長するよ

うなことが続いてるのはどうゆうわけだ、って考えてみると、何を他にやってる、

ってほどでもないのに、読書に当てられる時間がけっこう少ない、ってことに先日

やっと気づいた。

家人と手分けしてやってる家事の他、朝晩の歯磨きや体操に3時間近く費やしてる

し、事務所で使える昼間の時間は4時間程度。その間に、ちょっとした事務処理や

買い物やったり、ちょっとした頼まれ仕事や自分のホームページの見直しなんかし

たり、ちょこっとユーチューブの音楽聴いたりギターちょっと弾いたりしてたら、

すぐに夕方、ってことになっちゃうのだ。

で、日曜に返さなけりゃいけない村上春樹の「1Q84」上巻を本気で読もう、って

ことにして、事務所で午後、読み始めて1時間いい調子で2章ぐらい読んだところで、

事務所のガラスを猛暑の外からコンコンってたたく者がいる。

建築設計会社やってる友人の松田(仮名)が2〜3年ぶりにふいに来たのだった。

最近手伝ったデザイン料の支払いの現金持って来た、って。いきなり来ちゃだめじ

ゃないか、こっちにも本読もうかな〜、って予定ってもんがあるんだし、金なんか

いらないから帰ってくれ、って言うほどのこともないんで、喜んでお金もらって領

収書書いてジュースとお茶を出した(ビールの方がよかったかも)。

しばらく書籍や取扱い機器のネット販売や仕事の周辺につての話や、私のねこ絵の

ネット戦略についてのアドバイスなどしてくれてから帰って行った。

で、もう夕方でシャワーに晩飯とビールとショーチューとテレビ。

読書は翌日、ってことで、午前中はいつもの掃除と昼食、昼休みして歯みがいて、

午後、家人と自転車で食料の買い出しして帰って来て、今度は近所のスーパーへビ

ール買いに行き戻ってから運動して風呂入り、晩飯までに読書はたった1時間。

で、読書は翌日。今度はテレビや新聞や雑事こなした午後2時間ぐらい読書。

けっきょく本は2週間延長して、返す本だけ持って家人と自転車で夕方、図書館へ。

ビール飲んで晩飯食って、テレビ観ながらストラトキャスターも弾き、本も読んだ

んだけど、ギター弾いたりテレビ観ながら長篇の読書すんのは無理だ、ってやっと

わかったよ〜な気が(おいおい)。




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