●連載
がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞いてみよう!

たえちゃんには友だちからの評価がよくわかりません。



友達とか。

私は、昔から『良い友達』が多い。

人に話すとよく「たえちゃんが良い人だから、友達も良いんだよ〜」と言われるのだけど、

ぜったいにそんなことは無い。私は性格が悪いし、基本的に意地悪だ。私の性格の悪さは、

夫も認めている。

だけども、私の周りの友達は、ものすごく性格が良い。人柄なんか、最高だ。

「性格が良い人たちだからこそ、あなたみたいな人とも友達でいてくれるんだよ」という

ことなのだ。


年末も年始も成人の日の後も、立春を過ぎてバレンタインを過ぎても、

いつも友達と一緒に、楽しく心温まる時間を過ごしている。

こないだは、楽しい仲間たちが、共通の友人の経営する老舗料亭で、

息子のお食い初めを主催してくれて、養い親をつとめてくれた人が、三人もいた。

本当に、有難いことだと思った。

そしてこないだも、赤ちゃん好きな友達数名が、息子を見たいというので、

それぞれに会って楽しい時間を過ごした。

おさがりをたくさんくれる友達もいる。まわりもベビーラッシュなので、みんなでグルグ

ルまわすことにした。


そんなこんなで、近々また友達と会うことになっている。

板前の友達が、寒鱈を仕入れて、本格的な料理を振る舞ってくれるのだと。

もう今日から、酔っ払う準備をしている。


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