思いつくまま、気の向くまま
  文と写真は上一朝(しゃんかずとも)


シャンせんせいのガンリキエッセー。
センセー、なるほど、ってなっとくしたようです。



あまぐり ひがき




「あまぐり」といっても、甘栗ではない。「ひがき」といっても、干し柿や干し牡蛎では

ない。

甘栗といえば天津甘栗。干し柿は各地にいろいろな名前で名品がある。干し牡蛎はという

と広東料理。どれをとっても美味しいものだ。とくに本場の広東料理の干し牡蛎は美味い。


食べ物の話しではない。

『雨栗日柿』という言葉がある。雨の多い年には栗の実入りがよい。日照の多い年には柿

がよく実る。という意のことわざだ。

ことわざといっても『桃栗三年柿八年』のように教訓めいたことはないようだ。

今年は、雨による災害も多かったが、日照りもつづいた。

農家の敷地、住宅の庭先にある柿の木はどこも鈴生りだ。

ことわざには、むだがない。


11/19 サニンさんよりコメント
いつも楽しく拝見しています。柿の風景で思い出すのは長野伊那地方の市田柿。軒先をオレンジ色に
染める干し柿の群は見事・・・そんなことを思い出しながら拝見しつつ、次回も楽しみにしています。


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