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2013年10月8日(火)  連載・やっぱり秋は芸術(5)

東大本郷の銀杏の葉はまだ緑だったが、実は少し落ちていて臭いはすでに充満していた。

昨日は定期検査で東大病院に行ったが、特に変わりも無く終了。支払いを済ませ、ひっそ

りとした病院の裏門を抜け無縁坂を下り不忍池をつっきり上野の山を駆け上がり上野桜木

町から諏訪道に入り笠森稲荷のお仙ちゃんを横目で見ながらやっと人通りの多い谷中の街

中に入った(宮部みゆき風w)。

谷中では恒例の『芸工展』開催中、先週の土曜日から始まり10月20日までやっている。

きょうは事務局のある古い民家に行き、パンフレット(100円)を買った。『芸工展』はプ

ロからそこらの主婦まで、幅広い層が参加したアート展。展示場はパンフレットの地図で

もわかるようにかなり広範囲、東は日暮里駅周辺・西は白山周辺・南は不忍池周辺・北は

西日暮里駅周辺ぐらいまで150ヶ所ぐらいの会場が広い範囲に点在している。展示場所も

大きなギャラリーから民家の玄関先まで多種ある。ぜひ、覗きに行く事をオヌヌメ。

アートの町・谷中にはたくさんの芸術施設があり、その一つに『朝倉彫塑館』がある。

『朝倉彫塑館』は明治から昭和の日本彫塑界をリードした彫塑家、朝倉文夫(1883年〜

1964年)のアトリエ兼住居だった(パンフレットより)。

4年以上かかった保存修復工事を終え10月29日にリニューアルオープンする。ここには以

前何度か行ったが、ロダンの影響を受けた作品が多数展示されていた。また彼は動物好き

で特に猫の作品は多い、猫の一瞬のかわいい仕草をとらえた作品が多数ある。猫好きの方

には是非、ご覧になる事をオヌヌメ。







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