6/4の日記 文は田島薫
金魚とビールに筑波の向こう側
各種手続きや四十九日を済ませ、今月末までにはさいたま市へ帰る予定なんだけど、ひ
とつ問題は池の金魚をどうするか、で毎朝玄関横の池の端まで20匹ぐらい集まってエサ
を待ってるとこに、ばらまいてやってるのができなくなる。おやじがいる時から毎月些
少のお礼でざっとした庭の除草をたのんでる奥の家の今山さん(仮名)に毎朝のそれも
お願いするか、そりゃずーずーしーってことになれば、自動給餌機つけるとか、だれか
にもらってもらうか考えなくちゃならない。彼らの行く末を心配しつつ、ま、とりあえ
ず、たっぷりエサは買っておき、水草もネットで注文した。
週末は、池の底のヘドロを網ですくい取ってから濁った水をミニポンプで排水し、これ
またポンプで汲み上げてる井戸水を入れた。かなり汚い水と取り替えたつもりでも、さ
ほどきれいになったように見えないんだけど、底の方にいる金魚も一応見えるようにな
った。どうも見てると、金魚たちは水草の根を食べるらしいんで、根が全滅しちゃうと
いけないんで、届いた水草の根っこの長いもんだけ半分弱池に入れその他のはでかいバ
ケツの水で2~3日置くことにし、根っこに食いついてる食べたがり金魚見つけると、上
からエサまいてやった。
池の落ち葉やごみを網ですくったり金魚の動きながめてると、気持ちもなごんで来るん
だけど、生き物の世話は自ら好きでやるんじゃなくて、あんたが責任持ってやってね、
などと言われたらめんどーな気分になるのがふつうだろう。
日曜も、ギター弾いたり新聞や池ながめたりして、私のどこにいても同じ屋内生活パタ
ーンでぐずぐずしてる午後、いつもどっかへ出かけてる行動派尾形歌人から家人の携帯
(私はそれを持ってない)に電話があり、筑波山のこっちと反対側の友人の田んぼに田
植えの手伝いに来てて少人数のため夜まで労働、って報告。
夜はビール飲んでから、サッカーWC最終予選テレビ観戦。3・0でザックジャパン勝利。
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