思いつくまま、気の向くまま 文は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいのガンリキエッセー。
シャンせんせい、客席で小沢一座の新作舞台を待ってます。
話しはおわった
昨日、野田小沢会談が決裂しました。これはこれでよいのです。ここで妥協をしてしまっ
てはお互いにやってきたことが無になってしまいます。
それよりも心配なことは、この先のことです。野田首相は自民党の言いなりになって内閣
改造をおこない、今国会を乗り切るつもりでいます。
ここで国民は小沢一郎のとる行動に注視しなければならないのです。小沢側近数名が国会
決議を欠席して、あとにのこる小沢チルドレンとよばれる連中に、あとは自由投票にしな
さいとでもいったら大変なことになります。彼らのなかには選挙のために小沢一郎にくっ
ついている者がかなりいます。いざ選挙が不利とおもえばどのような行動をとるかは目に
みえています。とくに先の裁判で小沢先生が無罪!と涙を流していたようなのがあぶない
のです(笑)。
小沢一郎がやらなければならないことは、小沢派とよばれる議員を総動員して国会決議に
反対の立場をとることです。そうでなければ、いままでに小沢のやってきたことはただ政
治に混乱を与えたことだけになってしまいます。民主党がわれることを心配している向き
もありますが民主党なんてとっくに崩壊しているのでそんな心配は無用です。大切なのは
政党よりも国政です。
もし小沢派が統一行動をとらなかったとすると、あとに残るのは「自由民主党野田派」に
よる政権です。これは大連立より始末が悪い。同じ政治をする二つの政党が存在する必要
はありません。国民から政治の選択の権利を奪う上、経費のむだ遣いでもあります。
「小沢さん、話しはおわった、あとは行動あるのみ!」日本をどうしたいのかぜひ見せて
もらいたいものです。