サニーイズム          文はさぬがゆたか


ソノ世界的イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だより。
サニーの心をとらえる、大きな精神。



「 魅かれる人 」

きちんといそがしく生活してる人には恐らく縁のないだろう

夕方の時間帯に、放映されている番組の話しであります。

都内や近郊地区へのローカルテレビ局の東京MX、この局の

「五時に夢中」ってのが可笑しくてつまらなくて下品で楽しい。

どこかがかなり正直なものだから、下手なお笑い番組のお約束

モノよりも熱くてたまらん。テレビ版の東スポ的狙いなんだろ

うけど、あんがいいろんなジャンルの喉元を突いているのよ。

日替わりの案内人は、月曜が株の達人若林史江にマツコデラックス


火曜が北斗晶に妖怪岡本夏生。続いて中村うさぎ、美保純。

問題の木曜が岩井志麻子に中瀬ゆかり嬢。これがたまらん。

“親方”の愛称で呼ばれている彼女は、すっぽり幼児体型のまま

まわしを巻いた威圧感もどこ吹く風、チャーミングなのであります。

本業は新潮社のきちんとした編集者なんですが、もって生まれた

タレント性というのか生き様というのか、類をみない性に魅かれ

ております。

例えば先日の放送で「エノキダケにはカリカリがいいとか・・」

と司会の逸見太郎が発っすると同時に、画面には映っていない

スタジオ中に彼女の「ガハハハッ〜〜」と野太い笑い声が響く。

下品でありますが、本当はそんなもんでリセットしつついろんな

ものが好転していくんじゃないかと思えるんです彼女の声にゃ。

そりゃ、性的にどうだこうだとかの問題じゃなくそれを超えて

ものの本質へストレートに突っ込む勢いが魅力なんだろな。

街の居酒屋のカウンターで、あの野太い笑い声が聞こえるだけで

幸せなカウンターなパンチになること間違いない。

社会的立場もあろうに自分の興味にも正直でいて、物事にも

きちんとものを言うのがかっこいいんであります。

ってわけで、ふっくらとした下腹を揺らしながら笑うさまは

まるでロバのようでもあり、大手のテレビ局にはない表現が観られ

ます。正直ご覧あれ。


■YouTubeなどでも過去の放送がアップされてますので興味が
 あれば検索してみて下さい。 



■ で、最近気になるミュージシャンを描いていると、だいたいが
  プックリ女性が多いのに気がついた一枚です。
  画像は一応無断使用はだめです。
 


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