11/26の日記          文は田島薫

両親の一周忌

土曜日にする両親の合同一周忌のために木曜、家人とともにいとこの車で茨城へ行った。

下妻の道の駅で、天ぷらそばやけんちんそばを食い、家に着くと、道の駅で買ったいもせ

んべいでお茶を飲み雑談後、いとこは近所にある私の両親の墓参りしたりしてから帰り、

私は掃除をしたりコンビニ行ったり今後のガスのあつかいをプロパン屋と相談した。

金曜は祭壇に、家から運んだバナナとリンゴを飾り、昼前、妹にこっちへ着く時間を確認

しようとしたら電車内のようでつながらなかったんで家人と先に昼飯にした。

午後1に妹と娘が到着、持参した大量のタコヤキやパンで遅い昼食。

夕方葬儀社から花が届き、祭壇に飾ったんだけど、日暮になってたんで、墓の花は明朝自

分が飾って来る、って言って妹が引き受けてくれた。農作物出荷作業で忙しくて数日前に

当日欠席の連絡電話をくれたとなりのヨシマサさんが、ピカピカのネギの束と香典を持っ

てきて、焼香し苦労の多い近況を立ち話して帰った。ほんとうは他人の苦労も自分の苦労

もあまりわからないわれわれは晩飯前にビールで楽しく酒宴。飲むのはほとんど私と妹だ

けなんだけど冗談言い合っちゃみんなで笑った。

土曜の朝、軽食と体操後、玄関掃除したり座ぶとん並べたり坊さんの祝儀確認したりして

から着替え、約束ピッタリの10時10分前に地域組合員と親戚の計12人到着、5分前に坊さ

んも到着。家で10分ばかりのお経と焼香を済ませ全員徒歩で近所の墓へ移動。墓でもお経

と焼香した後、迎えのマイクロバスで筑波山の山麓にあるそば屋に移動。

これで父と母のためにお集まりいただくのは最後です、って私がかんたんなあいさつを舌

をかむようにした後、頼んであったそば会席で酒宴。

そこでも、なんだか体こわして酒控えてるらしいのが何人もいて、沢山飲んでごきげん、

ってのは、私と妹の他に2〜3名ほどで、あんまり盛り上がらない。もっとも、一周忌は

故人を悼む集まりなんだからそれでいいといったらいいんだろうけど、せっかく集まるの

におもしろくもなんともない、って言うんじゃもったいない気もするんで、きょうは追い

出されるまでゆっくりしてください、きょうは仕事ないんでしょうし、って言ったら微妙

な笑いをもらったんで、ずーっと仕事がなかったりもして、って調子乗ったら、わりあい

受けた模様(全員が隠居の歳だから大丈夫)。

それでもそこそこ和気あいあいで3時間近くは持ったんでまあまあよかったのか、と。




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