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2011年2月14日(月)  読書感想−4

金髪に染めたおかっぱの面白い顔した女性評論家が、夏目漱石の短編小説「倫

敦塔」(ろんどんとう)は面白いとテレビで言っていた。1905年に発表され、留学

中のロンドン塔見物をもとに描いた作品。早速、図書館で探したら岩波の倫敦

塔・幻影の盾・他五編という文庫本があった。文庫本で25ページぐらいの短編

なので簡単に読めるかと思ったら読みづらい、難解。で、この読書感想は再度

読み直して次回にする。

札幌の老人施設にいる母を先週姪と共に訪ねた。

千歳空港には雪は少なく天気も良かったが、札幌は曇り空で雪が降ったりやん

だり、泊まった札幌のホテルの窓から雪のススキノ歓楽街が。

半年ぶりの再会である、母は予想通り二人の顔を覚えていなかったが思った以

上に元気だった。施設近くのマンションに住む兄夫婦は頻繁に訪れ、洗濯物の

交換や母の好きな甘い物を食べさせている。ご苦労様です。施設内は明るく清

潔感がある。

行った日の夜は兄夫婦の家で、近くに住む甥夫婦と一緒に手巻き寿司を食べた。

二年間も世界中を放浪していた甥夫婦は、共に札幌に仕事を見つけ忙しく働い

ているようだった。

次の日はちょうど開催中の札幌雪祭りを見物、中国人をはじめ外人観光客が多

かった。

夜は近くの兄夫婦が時々行く、兄いわくC級居酒屋に。無愛想な店主と無口な

奥さんが二人でやっている。この店だけではないが札幌の居酒屋の食べ物はど

うも塩っ辛くて参る。







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