クボユーシロのページ
2011年7月4日(月) 外に出るかなっ (9)
野良が一匹だけ生んだ子猫(生後3ヶ月ぐらいか雌雄は不明)、北隣のSさん宅のベラン
ダの下で元気そう。
毎年この辺で出産するこの親猫、彼女を2週間前ぐらいから見かけない。
Sさんとこで子猫を飼う予定はなさそうだが、お菓子や水をあげている。
毎年、子猫たちは少し大きくなるといなくなる。以前、子猫がこの辺を縄張りにする
大人猫に追われるのを見たことがある。たまに模様に特徴のあった子猫が大きくなっ
て、近所にいるのを見かけたりする。
この子猫、窓を開けると勢いよく飛び出してきてミーミー鳴く。かわいそうとは思う
がどうにもできない、たまにパンを少しやる。
松尾芭蕉の『野ざらし紀行』(1684年 芭蕉41歳)に富士川のほとりに捨てられていた
子供を見て、記しているくだりがある。
「富士川のほとりを行くに、三つばかりなる捨子の哀げに泣くあり。……袂(たもと)
より喰物投げて通るに、……汝が性(さが)の拙(つた)なきを泣け。」
ご近所に車庫の前を全部塞ぐ形で、白百合だけを育てているお宅があった。
いつもきれいだなと思っていた。ところがある日、白百合の花の部分だけが全部無く
なり下の茎と葉だけが残されていた。
普通はある程度下のほうからカットし花器に生けたりすると思うのだが、何に使った
のだろう花の部分だけたくさん?