●連載
虚言・実言 文は一葉もどき
横浜が縄張りの元タウン誌ライター。
貧しさにもめげず言の葉を探求し、人呼んで“濱の一葉”。
ウソ半分、ホント半分の身辺雑記を綴ります。
観察家もどきさん、ムーンフェイス亀井さんの本音だってわかってます。
シリーズ 震災余話
亀井静香のツイッター
ここだけの話だけど、僕はねえ、容姿に深い劣等感があるんだよ。
いつだったか記者に「次期総理を狙っていますか?」って聞かれて、「この顔で一国の首
相なんか無理だよ」と答えたもんだ。
己をよく知りつくし、それを乗り越えると人間自由にそして強くなるんだよ。
人の目を気にせず、わが道をいくしたたかさ、というべきかな。
そうなると、態度のでかさも髪の寝癖もご愛嬌となる。(ぐふふふ)
だけどね、こんな男でも男の美学はあるんだ。その証拠に菅君から副総理の椅子をもちか
けられたが、即座に断ったね。おめおめと形だけの権力の座につこうとは思わんからね。
ま、本音は副総理よりも補佐官の方が実質的な力が出せるし、先の見えている菅君と運命
共同体とするよりも僕の政治的延命を図ったというところだが。花より実をとるのさ。
(ぐふふふ)
最近、孤立無援の菅君が僕になにかと擦り寄ってくる。それで相談に乗ってやるんだが、
このたびの自民党から浜田君を総務政務官に起用した人事は、一本釣りだと野党・与党か
らも非難轟々だけど、浜田君が与党にくることで、参院が自民・公明が反対しても共産・
社民が賛成すれば法案が成立するから意義あることなのだよ。
長年政権運営にたずさわってきた僕には次の一手、また次の一手とお見通しなのさ。
世間が静香よ、静かにしなさい、と言っても、昔の警察庁出身の強面をいかし、これから
も暴れまくるぞ!(ぐふふふ)