●連載
がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

自由人たえちゃんには自由人の友だちもいっぱいいるんだす。



何だか忙しい日々(1)

ここ2〜3週間、いろいろな人から声をかけてもらい、いろいろなことをしていた。


まずは、高校の同窓会。

同窓会設立何十周年だかで、大きく開催されるのは知っていたが、私が行くことは無いだろ

うと思っていた。が、友達が高校の先輩で、その人がチケットを買ったからと言うので「お

前来い」となって、参加することになった。


友達のご主人も高校の先輩だった。それに加えて友達の友達も来て、御一行様で会場へ。し

かしやはり誰も知っている人はいなかった。見覚えのあるのは先生方で、ある一人の先生の

顔を見たら、髪の毛を引っ掴まれて引きずられた思い出がフラッシュバックして(汗)ずっと

背を向けていた。(名誉(?)のために言っておくが、私は高校の頃ファッションに凝っていて、

パーマネントヘアにいろんな色を施していたのです。そりゃ怒られる。)

でも、大好きな英語の先生がご健在でいらっしゃっていて、一緒に写真を撮ってもらった。

その先生のお蔭で、もともと良かった英語の成績がさらに良くなったのだ。先生の勢いとス

ピードが私に合っていたのだと思う。御年86歳。エネルギッシュなのは、当時からお変わり

なかったわー!!もちろん英語で会話するご挨拶だった。


会場でさんざん食べて飲んで、友達の担任の先生を連れて、1杯だけ引っかけることにした。

(1杯だけじゃなかったけど)皆でいろんな話をして「うちら、あの高校で良かった。ホン

トに楽しかった。」と言った。


それから、友達のお店のイベントがあって、声を掛けてもらったので参加してきた。

写真の展示や手作りお菓子、かき氷や玄米甘酒&玄米おにぎりなどもあった。

ファッションショーもあって「うさと」という草木染・手織りブランドの服を着たモデル

(みんな地元の友達)が登場し、その場でヘアメイクをする、というものだった。それがまた

素晴らしかった。すごく盛り上がったので、その場のノリで踊り始めた人がいた。(職業:

ダンスの先生)そうしたら、みんなそれぞれ身体の動くままに、自由に踊り始めた。そうな

のだ、私の友人にはけっこう自由な人も多くて、こういう場になると、自分を表現するの

がとっても上手なのだよ。


参加していた友達のひとりに、パワーストーンを創ってくれる子がいて(ものすごい美人)、

いろいろと話をしていた。

イベント終了の打ち上げで、その子が「この年になって、地元で、山形で暮らす楽しさが

分かってきたの。こういう友達がいて、幸せ。」と話していた。

私は、深くうなづいた。


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