思いつくまま、気の向くまま 文は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいのガンリキエッセー。
シャンせんせい、なでしこ優勝とおまけの発見の喜び(?)も。
なでしこの雪辱
東北の大地震と原発事故いらい、政府と電力会社から発散される「虚言」「隠ぺい」「自己
保身」の三愚主義にいささか辟易していたところに、女子サッカーワールドカップ優勝の快
挙である。準決勝戦からの早起きテレビ観戦もこれでむくわれた。
なでしこジャパンのやったことは、政府、電力会社の三愚主義の裏返しの努力の賜物だ。
準々決勝のドイツ戦あたりから夢中になって勝敗を追っていたが、決勝戦でアメリカと戦う
と決まったとき、ふと、あることに気がついた。
ドイツを破り、ポツダムで勝ち、決勝戦をアメリカと戦うということは1945年の歴史の
流れに符合する。
そして、なでしこジャパンの快挙は、66年ぶりの雪辱戦でもあった。
あのとき、中立国のスウェーデンにお世話になったな〜。
老人のこのアナクロニズムに気がついたお方は何人いるかな?