クボユーシロのページ
2011年6月14日(火) 外に出るかなっ (6)
銀座松屋の吹き抜けの壁、例年この時期は傘のデコレーションになる。今年は不景気
なのか震災で自粛なのか傘の数が少なく寂しい。
情報誌にいろいろな賞を取ったと紹介されていた英国のサスペンス映画を観に、久し
振りに有楽町に行った。映画はお昼から、その前にJR有楽町駅ホームの真下の吉野家
で牛丼並盛を食べた。ここには40年以上前から来ている気がする、濃い目の東京風味
付けは生卵が合う。
JR有楽町駅東側は戦後のヤミ市跡のままに、2階建の商店やパチンコ屋などが密集す
るエリアだった。最近、一帯が再開発され大きなビル2棟が建った。ITOCiAというビ
ルの4階に今日行ったシネコンはある。
密集して建っていた商店の中に、再開発を拒否したとこもあったようだ。ITOCiAと
JR線の間に、果物屋や中華料理屋などが並んで今でもある。
有楽町・銀座一帯のビルも、行くたびに新しいのが建っている。この歪んだビルは一
体なんなのだ。最初、出会いがしらに一瞬フラッときて貧血かと思った。この歪んだ
ビルが日常的に視界に入る隣接するビルの人々、メンタル的健康は大丈夫か。
北隣の家のベランダの下で産まれた野良の子、チョロチョロ出てくる。その雌猫は毎年2、3匹
この辺で産む。今年は1匹だけで体も小さいなと感じていたが最近その親猫を見ない、育児放棄
されたか。パンの切れ端を投げるとゆっくりとなめるように食べている、北隣の家の人もお菓子
をあげているようだ。野良の子猫、無事成猫になる確率は低いらしい。