クボユーシロのページ
2011年11月15日(火) 連載・札幌(4)
小樽にも一泊した。小樽には約40年前の冬に一度だけ行った事がある。鉛色の風景の
中、人影の無い海沿いをトボトボ歩いた事だけ覚えている。
駅の外側は改装中だったが、駅舎の内部は昔懐かしい感じで良かった。
駅のまん前で関東では見かけなくなったスーパー長崎屋(倒産してドンキホーテ傘下
に入ったらしい)が、懐かしいマークのままで頑張っていた。
駅周辺のビルに挟まれて、昔ながらの民家がけっこう建っている。
小樽の観光キャッチフレーズは石倉と運河、戦前まで活躍した石造りの蔵がたくさん
残っている。明治期は海運業が盛んで北海道で一番繁栄した街だったらしい。
日本橋や丸の内あたりに残っているような、戦前の石造りのビルも結構残っていたが、
現役で使用されているのは僅かである。
運河沿い建っていた、一階がケーキ売り場の洒落た感じのカフェでランチを食べた。
黒ビールの入っているカレーライス、温野菜、ガーリックバターのパン。パン以外は
あまり美味しくなかった、ランチ900円。
昨日は茨城県筑西市(旧明野町)で行われた、鉄男おじさんのご葬儀に行ってきた。お
じさんは田島氏の御尊父であり、母の妹のつれあいである。
享年85歳、数週間前から具合がわるいとは聞いていた。葬儀は旧明野町周辺独特の風
習なのか始めてみる所作もあった。
鉄男おじさんのご冥福をお祈りします。