サニーイズム 文はさぬがゆたか
ソノ世界的イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だより。
サニーには刺激を受ける友人がいっぱいいます。
「出かけて思った」
この週末は久々あわただしかった。なんだか偉そうに聞こえるけど県人
週に二度も三度も電車に乗ることは、それだけ着替えるってことで
あんがい億劫なんだなこれが。人に見せたがる年齢じゃなくなったろう
今は、なるべく人に失礼じゃないか?ぐらいが服の判断基準で、それすら
怪しく自信も揺らぐ。寒くないようにと一枚重ねれば、川を越えるたびに
一枚脱いでくりゃ良かったと思う。
金曜の夜はそれでもマンツーマンの親しき仲で炉端焼きだったので良し。
二次会で地下のスナックに入ったのは暑かったけど。
で、次はかつてから親交深くお付き合いのあったロックバンドのレコ発
ライブツアー初日を祝って高円寺の老舗ハウス・ジロキチに行く。
途中で同行したM氏と新宿で乗った中央線は、見事な通勤快速で中野を
過ぎ次の停車駅は三鷹〜〜〜だった。
それから取り乱すこともなく高円寺に戻り、ガード下の焼き鳥屋さんで
ビールを飲んだ。シラフでライブがあいかわらず苦手でなるべく酔って
マンマの頭で楽しむようにしている。
バンドという形で表現を継続するのとか、ピンで表現するのとか、歯車の
メンバーが変わるのとかいろいろ興味もあって楽しみにしていた。
スポットライトの下良く知る人が、額から流れこむ汗に、拭くに拭けない
ギター操作で首を左右に降る様子を見て、自分の行動の薄さを思った。
こんな思いをこれからもするのがいいのか、もしくは、ナニかしなくちゃ
と卑しくも思いつつ終電車になった。