サニーイズム             文はさぬがゆたか


ソノ世界的イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だより。
今回のサニーは、公私ともに革新的パワーを渇望してるようです。



2010年 9月18日 の日記

北陸から東北地方に覆いかぶさるようにやってきてる前線が

きっかけなのか、先週までの酷暑がまるで嘘のように一気に

涼しくなってきたと思ったらまた暑さ復活。タオルケットから

あわてて毛布に変えても首筋あたりが小寒いのでタオルを巻いて

みたりして寝てみてるうちに、またもやタオルケット。

かつて台湾への旅行中に事故で亡くなった作家向田邦子さんが言った

「風邪をひく瞬間がわかる・・」云々を今わかる年齢になったんだ

ろかと思う。

それと

なんとなく不機嫌なのは、そのひとつに先週火曜に結果のでた民主党代表選。

選出されたのが結局世論通りの菅氏になったこと。決してマイナスには

なっていないんだろうけど、この数ヶ月で顔に精彩がなくなってきてたことと

言葉尻に力が出ない。そう、野党んときのつっこみがたぶんもう出ないだろう。

近所の国にもバカにされ出した今、もはや学級員クラスのルックスの委員役

では牽引できない時になっている気がしていたので、少々乱暴で怖い顔だけども

案外裏の路地王がやっぱり必要なんだろと思っていたからか。

ニンニクに浸かった臭い肉をこよなく食し、少々のセクハラもどきも笑って愛情だと

言いパワフルに引っ張れる。そりゃ嫌われることもあるだろうけど、明日の飯を

どうであれ約束してくれる親父がいなくちゃやっぱり困るはずな時なのにと思う。

そんな時代の最後っぺをもう一回見たかったんだきっと。


みんなの意見を聞いて聞いて聞いて決めるとだいたいが小細工な動きになる。

町内の運動会や子ども会レベルの旅行の集金みたいな感じなのかな。

どの形をとっても万人が万人犠牲にならないとは言えないけれど、売られた喧嘩にも

黙って舐められて行くのだけじゃやだなやっぱり。

そりゃもちろん喧嘩をやれ!と言ってるわけじゃないよ。いたって普通の感覚で

言えば、なんでもかんでも話し合うのも手だけれど、その前にナメられるタイプと

そうでないタイプの違いくらいは気にしていたいじゃん。って単純に思うわけ。

「キャッチボールはやらないだろうけど、こいつとなら難しいことには発展しない

だろう・・」の菅さまに比べ小沢さまの苦笑いの形相は外交にゃ効果的だと思う

んだけどな。これだけ長い間散々な言われ方をしながらも、存在の厚さを持って

きたんだから、きっと最後にいいステージを造ってくれるんじゃないかと

思うには無理があるんだろうか?

ま、こんな話はやんやと突っ込みを入れられるんだろうけど、思うんだからしょうが

ない。

海ホタル・ハマコーさんの海底横断トンネル功績は100年後には一体どんな評価に

なっているんだろうか。北の帝王ハウスの鈴木宗男ちゃんのハウスは100人乗っても

大丈夫!とかいかず、無念にも収監されることになってしまったし、朝潮龍も辞めて

から血色が良くなっちゃったし、お陰で白鵬関が完勝街道まっしぐらだ。

いい人ばかりになっちゃって、たぶんこれはこれで困ったことにならなきゃいいがと

思うんですが。


戻る