9/6のしゅちょう 文は田島薫
(健康のツボについて)
私は10代の頃から、自分の体調が納得できるもんでない、って感じてて、自分は病気
のはずだ、って考え、色んな健康法の本や情報を集めたりして来た。
玄米菜食もやったし、野菜も無農薬以外のは食べない、って時期もあったんだけど、
今はそういったことより、普通のバランスの取れた食事と適度の運動が基本だ、って
ごく当たり前の考えになって来た。
で、体調や精神の安定のためには、やはり、心身のリラックス、ってことが結論であ
り、単純なことなんだけど、これを実践するのはけっこう難しい、っていうこともで
きるわけで、なぜか、って言うと、常に自分の心身の状態を客観的に観察したり、対
処したり、ってなかなか面倒なことだからだ。
身体で言えばこれがリラックスしてる場合は柔らかくなってるはずで、これがどっか
固くなってる場合はこってるなどと言ったりして、それを揉みほぐすのがいいわけで、
これは身体じゅうに言えて、とにかく全身のこってるところは、自分でもんだりすれ
ばだんだん柔らかくなって来るもんなのだ。
一時マッサージの講習を受けたこともあるんだけど、身体のツボは全身に無数にあり、
それぞれの名前と刺激の効用は色々あるんだけど、それを全部覚えるのは大変なんで
私もあきらめ、自分の弱いところだけ少し覚えるぐらいで、後はどこでもいいから、
固いとこはもんじゃえばいいのだ。
とにかく全身もんで柔らかくすれば全身リラックスで、これでたいていのというか、
極論すればどんな病気も治る、と言っても過言じゃないようだ。
もちろん、バランスのよい食事と、余計な心労はなしにする、いい意味での無責任、
鈍感力、といったもんは精神的リラックスなわけだから、これを身につけたら鬼に金
棒なんだけど、生真面目な日本人はこれを悟るのに、何十年も座禅する人もいるわけ
で、だから、これも固く考えないで、とりあえずいい意味で、馬鹿になろう。
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