クボユーシロのページ
2010年10月4日(月) 連載・映画と映画館−7
ラブホテルが林立する坂道の途中にユーロスペースはある。
渋谷の知性派小型シネマの老舗ユーロスペース、東急本店近くに近年引っ越した。
このビルにはユーロスペースが2ホールと他が1ホール入っている。
ここで『ようこそ、アムステルダム美術館へ』を見たがつまらなかった。
この有名な国立美術館が名画や彫刻のエピソードと共に、旧館が壊され新築され
る記録映画的な作品と思ったら大違い。
2006年頃壊し2年後くらいに改装オープンの予定が未だにでき上がっていないの
はなぜか、というお話。この中でひとつ面白かったのは建築業者の入札に申し込
みが2社だけで、おまけに入札当日に1社が辞退し1社だけとなった。予算が約150
億円だったが業者の出した値段が約250億円、これで決定らしい。
これ完全に談合だろ!民主的先進国家オランダも日本と同じレベルか。
レンブラントも草場の影で泣いている。
映画の写真は公式サイトより