●連載
がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

たえちゃんは、おいしいものとおもしろくてためになる話は大好きなんだす。



平野レミさんは、とってもキュート

美味しいラーメンを食べ終わってから、今日のメインイベントに出掛けた。

それは「平野レミ」さんの講演会!!


私が知っている平野レミさんは、「なんだかよく分からない、うるさいオバサン」だったの

だけど、実際にお話を聞いたら「明るくて面白くて楽しい人」になった(笑)

実際、華奢で可愛らしい!


お話では、料理の仕事を始めるようになったキッカケ、ご自宅にいらっしゃる有名人とのエ

ピソード、ご自宅のキッチン、「写真用」と「普段の状態」のカミングアウト写真、牛乳パ

ックやペットボトルの底を再利用して、カンタンに出来るお料理の紹介、いらなくなったモ

ノを再利用したブローチやイヤリング、ちょっとした爆笑国際交流エピソード、など。

とにかく、退屈しないし、アイディアや作品には皆が「ほぉー」「ふぅーん」とうなずき、

数々のお話は大爆笑の渦だった。

こりゃ、人気があるのが分かる。私も、最初から最後までアハハアハハと大声で笑っていて、

まるでドリフの観客の笑うオバサンだった。「お昼ご飯食べて、ちょっと眠いな〜」と言っ

ていた夫も、平野さんのマシンガントークで目が覚めたようで、一緒にゲラゲラ笑っていた。


笑っていただけじゃないんです!

「食べているものは、その人の体を作りますからね。やっぱり油ギトギトのものを食べてい

る人は、油ギトギトの体になるんですよね〜」

「お野菜を食べているとね、何だか優しい気持ちになるの。お肉を食べていると、何となく

”ニクラシイ”気持ちになるのね!」

「子供を育てる時、いい子いい子しながら、レトルトの食べ物を与えている子と、ちょっと

くらいいい子いい子しなくても、お母さんがきちんとした手作りのご飯を食べさせている子

供、愛情の伝わり方が違うかもね。」

「人に”やったら?”と言われることは、やった方がいいね。」

「お礼を言うならね、生きているうちに、心にためないで全部伝えるのよ。お墓に入ってか

らじゃ、耳も無いんだし、伝えられないんだよ!」


・・・などなど、とってもいいお話を聴くことが出来ました。


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