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2010年5月25日(火) 連載・埼玉スタジアム周辺−44

日韓サッカーは月曜日で雨なのに埼玉スタジアムに5万7千人を集めた。岡田

ジャパンは大観衆を裏切り0−2で完敗、内容も見るべき所は無くW杯南アフ

リカ大会の壮行会が惨めながっかり大会に終わった。7時過ぎにキックオフ

なのにお昼過ぎには続々とサッカー好きが集結していた。

小雨に煙る埼スタに続く道、アジサイはまだ黄緑色。

近所の普段ドブ川の伝右川、この時期は桜並木の緑が生い茂り川を覆う。城

下町にある古い堀のようでなかなか良い。

先日、谷中に行ったついでに芸大美術館で行われていた朝倉文夫展を見た。

谷中の持つイメージであるアートと猫のバックボーンはやはり谷中の朝倉文

夫彫塑館だろう。ロダンの影響を強く受けた朝倉文夫の作品は人物も猫も格

調が高い。特に猫の作品からは彼はほんとに猫好きなんだなあっていうのが

伝わってくる。

日暮里駅の西口周辺はまだ改装中だが、この辺一帯にある方向表示板の『文

字』はここで長く働くある警備員の方のオリジナル文字なのだ。彼がビニー

ルテープで作る文字は独特で新聞などでも取り上げられ一部では有名。

西口と東口をつなぐ陸橋の側面にはよく見ないと判りにくいが鉄道マニアに

盗まれそうなレリーフがあって面白い。







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