7/26のねこさん       文は田島薫

ねこさんのいる平凡な風景

や〜、今週はねこさん見たネタがないぞ〜、しょーがないから、3週間ぐらい前に見たね

こさんのことでも書くか、でも読む方はおもしろくないだろーな〜。

え〜と、自転車で図書館へ向かう道を走ってた時、暑いし早く行って本返したら早く帰っ

てこよー、って思ってたせいもあり、なんの面白味もないような小さな家の庭にねこさん

が寝そべってるのを見ながらそのまま通り過ぎた。

ねこさんの毛並みに色がついてたわけでもなく、ぜいたくな庭をひとりじめしてたわけで

もなく、ただねこさんがいただけ、これをどう面白く書けってんだ、このやろー、…って、

だれに怒ってんだろーね私は。


や〜、ぼくはこういった目立たないよーなふつーの家のふんいきが好きなんだよな〜、け

っこうりっぱな家なんかもこのあたりにはあるんだけど、そんなとこはぼか〜落ち着かな

くていけないんだ。も〜この狭い庭に植木鉢並べたり、雑草に刈り込み入れたりしてる貧

乏くささがい〜んだね〜、庶民の暮らし、つーか、ぼくもこーゆーとこで家族と暮らした

いね〜、ひとりもんなんだけど、しょーらいは。なに?ねこにしょーらいはあるのか?、

って? ま、しょーらい、って意味がなんなのかはぼくにはなぞなんだけどね。ま、とに

かくこーいった目立たないとこで、くつろぎながら、外行く人間や動物をながめてるのが

楽しんだね〜、ほら、自転車乗った間抜け顔の人間がこっち見ながら通り過ぎたね〜。


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