思いつくまま、気の向くまま 文は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいのガンリキエッセー。
シャンせんせい、本音暴露には、大いに問題を感じているようです。
覗けるものなら…
悪魔の手先か、正義の味方か、ウィキリークスという団体がアメリカ政府の機密文書を暴
露して物議をかもしている。
これがアメリカ一国の問題ならば、ザマーミロで済むが外交文書が含まれるとそうはいか
ない。世界中の国々が困ってしまう。
北の将軍様が、「彼の余命はいくばくもない。彼が死んだら2〜3年のうちに現体制が崩
壊する」と言われているのを知ったらどうだろう。
また、某国首相を無能と評した外交文書が暴露された。
これは、会見で「貴殿の卓越した政治力に敬服している」とか言いながら、本心は「コノ
ロクデナシメ!オマエガイナケリャイインダガ」であることがわかってしまうことになる。
このように外交の場での個人の考えが暴露されてしまうと、文書の公開ではなく思考の公
開になってしまって、人類が集団生活をするうえで長年培ってきた「本音と建前」という
便利な手段が使えないことになる。
しかしそこは人の子、時と場合によっては自分の相手がなにを考えているのか頭の中を覗
いてみたくなるときがある。FeelLeaksなんてのが出来ないかな。
ねっ!皆さんそう思いません?
とは言っても、こちらの某国首相の頭の中を覗いてみて空っぽだったら悲劇だな〜。
やっぱり「知らぬが仏、見ぬが秘事」か…。