ナイスミドルバンド
先週の金曜に友人のサニーから久々の電話があり、中高年を対象にしたバンドの全国コ
ンクールの関東甲信越地区決勝が翌日だと知らされた。これには彼がメンバーの地元の
バンドが応募約280何バンド中のベスト10内に選ばれて出場が決まっていて、このこと
は私と家人が両親のところへ行っていたひと月以上前にメールで知らされてたんだけど、
すっかり忘れてたのだった。
整理券があるということだったんで、絶対行くとは断言できないけど、行けたら行く、
などといい加減な約束して、翌日、じゃ行ってみっか?って出かけた。
原宿クエストホールは各バンドの関係者の他、主催のニッポン放送や協賛のトヨペット
その他、各マスコミ関係者らが詰めかけ、なかなかのにぎわい。入口でもらったプログ
ラムを見ると彼のバンドの演奏順は10バンドの2番めだったんで、それ終わったらいつ
でも好きな時帰れるな〜、などと思ってたら、出るバンドどれも本気で音の完成度も高
いわで、一人も席を立つ者はなく、けっきょくとうとう3時間半余の間われわれも帰れ
ず(?)最後まで観た。
どのバンドもうまいはずで、腕自慢(?)のバンド群を抜き去って勝ち進んだんだし、
ほとんどのバンドは10数年から20数年も本気の演奏活動し続けていて、知らず知らずの
うちに〜この年まで〜やり続けていた〜(聴いたような文句※)、って感じなのだ。
こうなると、彼らに優劣つける意味はないんじゃないか、って感じたんだけど、やっぱ
り優勝したバンドの選考理由は大人数で運営も大変そうだから賞金の100万あげる、と
いったいい加減なもんのようだった。ちなみにそれはサニーのバンドじゃなかった。
※宇崎竜童が企画に参加してるらしく、彼のあいさつや生ライブもあり、楽しめた。 |
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