うまちゃんんこしにくる
きのうの昼前、家人がうまちゃんだ、って言うんで、2階のベランダから下見ると、うま
ちゃんがうちの雑草庭園の中でんこの姿勢をしてたんで、終わってふつうに立ち上がるま
でふたりでじっとながめてから、声をかけた。
うまちゃん、こっちへ顔を上げたんだけど、特に慌てる素振りも見せず、じっと見返して
から、そばの落ち葉を前足でサリサリサリってかけて証拠隠滅を計った。
警戒心の強いうまちゃん、以前は声かけるとすぐに逃げ腰になってたのが、ここ最近にな
ると少し落ち着いてこちらとコミュニケーションとれるようになってきたようだ。前日に
は、じぶんちのフェンスの上乗って、奥さんがいる時は開いてる窓のところで、閉ってる
のを見て、がっかりしてるところを私が声かけたら、以前は見栄張って別に中入りたかっ
たわけじゃない、って顔してすぐどっか行っちゃったんだけど、そん時はこっちふりむき、
こまっちゃったんだよにゃ〜、って言った。
で、今度のんこ隠滅の続き、サリサリサリとやりながら前進み、なんとなく庭の外へ出て
行った。
や〜、この枯葉いっぱい落ちてる草の上でするんこは気持い〜んだよな〜、もう、ぼか〜、
んこはこれからはいつもここですることに決めたんだ。しかし、ここはとなりんちの庭の
ようだから、内緒にしとかないといけないんだよな、さて終わった終わった。あれ？上か
ら声がするぞ、やばい、ここんちの人だ、あ、でもぼくは今ただ草の上に立ってるだけな
んだから問題ない。や〜、こんにちは、って目であいさつして、と、ぼくはこの枯れ葉を
こう手でかくのが好きなんでして、ほらこんなふうにかきながら歩いたりするんです〜。
や〜、ぼくってあたまいーから、んこしたの全然気づかれなかったな〜。 |