11/2の日記          文は田島薫

予想外の休日展開

土曜日はデザインチェックを済ませ発注した後のチラシの部数変更やら内容変更やらの

緊急の要請があり、後始末でまた土曜の午後の2時間余が仕事になった。

翌日曜は、のんびりと寝坊し、いつものような日曜の手順でいつものテレビの政治番組

見ようとしら、駅伝で中止だったもんで、チャンネルを「笑っていいとも」にしてたら、

茨城のおふくろから電話、音が聴こえたらしく、うちも今それ見てるよ、って。

昼に近いブランチ食べてから図書館に行き、家人のためのよしもとばななや、池田晶子

の去年出た新刊(?、死んでも本は出る、てキャッチつき)や、詩歌集やLPでしか持っ

てないボブ・ディランやレッド・ツェッペリンのCDやU2のCDなどを借りてきて、それ

らをぽつぽつ読んでるうちに、そろそろその場運動と風呂の時間になりかけ、なにも変

わったこともなく休日も終わるんだろうと思った時電話が鳴った。

昔いっしょにデザイン事務所をやってたこともある40年来の友人のトトナマ(仮名)か

らで近くにいるから来るってことだった。1時間後に、ってことだったんで、スケジュ

ール通りにその場運動し風呂入って出て、家人も風呂から上がるころタイミングよく、

玄関にもの音がして、見てみると笑顔のトトナマ夫妻とダックスフンド2匹がいた。

ダックスたちはトトナマ夫人から8本の足を雑巾で拭かれた後、2階の居間になだれ込ん

で行ってから私や家人に吠えたりして大喜び。

トトナマは去年の暮近くに予想外の体調くずしで入院し、復帰まではけっこう期間かか

るだろうと思ってたら、年明けから間もなく予想を裏切る元気いっぱいのぴんぴんした

身体で、突然同じ4人組が遊びに来てびっくりしたんだけど、その時はさすがに酒は控

えてたようだったんで、今回はどうかと思って聞くと、少しは飲み始めてる、って言う

んで、彼らが持参した天ぷらや餃子に大量の大根鬼おろしを追加してやって一緒にビー

ルを飲んだ。家人も昔からの共通の友人なんで、和気あいあいで現況報告などをしあっ

て、腹もいっぱいになると、じゃ、後は大酒飲もう、ってわけにもいかないはずで、雨

も降り出しそうだし家も遠いからもう帰る、って言って2時間ほどで帰って行く一味に、

また来いよ、って言うと、また来る、って。


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