5/18の日記 文は田島薫
レッズとダヴィンチコード
土曜日、あんまり外出てないし、映画でも行ってみっか、クリント・イーストウッド
のやつでも、なんて前日同居人と話してたんだけど、当日になると、なんだかやっぱ
りメンドーだね〜やめよー、って出無精で気が合うふたり、夜、テレビでヒットした
「ダヴィンチコード」やるみたいだし、これ見っか?などと言って、それに、7時か
らはUHFで浦和レッズのゲームもあるし、外出かけてる場合じゃない(?)。
昼間はぐずぐずギター弾いたり、図書館で借り、さっぱり納得がいかない2冊めの初
心者向けフーコーの本などをながめたりして過ごした。
さて、夕方になるとその場運動して、風呂入り、ビール飲んでから、いよいよ、レッ
ズ対ガンバ戦、ほんとは昼間終わって結果は出てるはずなんだけど、知らないまま、
ライブのつもりで応援。先週負けて1位をアントラーズにゆずっちゃったもんで、今
回は勝つ予定でサポーターも埼玉スタジアム5万超の入りで始まったけど、9時まで
やり(しつこいけど、本当は昼間終わってる)0対0で、脱力。
9時から、「ダヴィンチコード」。あんまり派手な宣伝でヒットした映画、ってのは
見る気がしないんだけど、テレビならもしつまんなくて途中でやめても何の損もない、
ってわけで、期待もせずに寝転んでながめた。
けっきょく、おかげさまで期待してない分、けっこうおもしろいじゃないか、って思
えた。でも、ま、思わせぶりたっぷりな暗号解読、考えて見れば最後の晩さんの絵か
ら読み取ったワンアイデアから広げたストーリー、本筋はけっこう単純なものなのに
なんだかとても難解な謎のように組み立た腕はなかなかだとも感じた。