3/30の日記 文は田島薫
じみ〜でしぶとい花見
日曜の昼間、ココアst主催の花見大会があった。つっても、1週間前の満開予想が
はずれ、1分からせいぜい3分咲の中、参加者も諸々の事情によって少なく、ココ
通の執筆者男子部に同居人加えた全5名だけ、しかも用事で遅れて来た尾形歌人と、
高齢の母親の世話で早く帰るクボセンセーが入れ違いで、実質4名だけの花見。
となりがどっかのバーの客を巻き込んでの3〜40名の大世帯に、生ビールタンクやら
仕出し料理やら豪華にやってるとなりのわれわれは、発泡酒の他、シャンさんと歌
人持参の地酒2本とゆでたまごにキャベツといった料理で善戦(してへんしてへん)。
2〜3段下の広いスペースの大部分が若者の団体を初老のわれわれはなだらかな階
段の上のスペースから、ちょっと見下ろす感じでなんとなくながめながら、おしゃ
べりが尽きないのに比べ、そっちの若者たちあまり話もしないで、ひたすら飲み食
いしてるだけの静かな宴。われわれより1時間も遅く来て、静かに飲み食いして、
われわれより早く片付けて、さっさと全員帰って行ったから、あれで、おもしろい
んかね〜、だれか裸踊りのひとつもしないでお開きしちゃって、って感想。
われわれの方は、花が少ないけど、覚悟してたよりは陽がさす暖かい中で地味なが
らも楽しい花見になったんじゃないだろうか、ってことでお開きの夕暮れ。
尾形歌人には月曜に更新ってなるとまたいっしょに飲まなくちゃならないんで、連
チャンはきついから、花見の席で歌書いちゃってもらう約束にしてたんだけど、当
人、花見は2次会まで含めて、って認識してるようなんで、歌はメールでいいから、
って言って酒の残った2本のうちの1本とビールを持たせて、お帰りを、って言って
も、いやいやだめだめ、などと言いながら、われわれの帰路と同じ方角に歩き出す。
じゃ、しょうがないかな、って思って家着くと、ついて来てるはずの歌人の姿がな
い、携帯かけてもつながらない。けっこう酒入ってるから心配になり、ずっと電話
してると、2時間もたってやっとつながり、自覚ないのに家に帰ってる、って言う。
じゃ、おやすみなさい、メールで歌お忘れなく、って言えばそれでよかったのに、
電話に出た同居人、ぜひ来てください、て言うもんで、じゃそーすっか、って、こ
とになり、やって来た歌人の歌につきあいながら、また11時半ぐらいまで飲酒。