7/27のしゅちょう             文は田島薫

(難民申請者一部支給停止について)

先週末見た夕刊に出てた記事から、そのまま安易な感想と意見を言っちゃいます

があしからず。

難民認定を申請してる外国人にはまだ在留資格がなく就労許可が出ないため、そ

のうちの生活困窮者と認められた者には一定期間、外務省は外郭団体「難民事業

本部(RHQ」を通じて83年度から保護費を支給してるそうなんだけど、難民申請

者の数が増えたため、予算が足らず、今年度から基準を見直し、支給対象を病気

が重い人や子供、妊婦、高齢者に絞り込み、その結果、生活困窮者であるにもか

かわらず対象から漏れた者が出たそうだ。

年200人程度だった申請者がミャンマーの政変などで、08年は1599人まで増え、

認定までに2年ぐらいかかるのに、といった事情があるものの、それで今年度資

格にもれた困窮者は100人だというんだけど、その費用、1日あたり1500円プラ

ス家賃などの援助の上限4万円ということだから約8万円、100人で800万円か

ける24ヶ月で1憶9000万円をケチったことになる。

1憶9000万円が少ない額といえないと言えばそうも感じるけど、数百億レベルの

わけのわからない無駄使いをあちこちでしてる特殊法人事業の中で、国連の常任

理事国になりたがるような国の政策として、これでいいのだろうか。




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