●連載
がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

たえちゃん流風邪治療の極意!ここに披露だす。



いやいやいやいや

夏風邪をひいてしまい、いったんは治ったものの、またぶり返しが来て、ココ一週間ほど頭

がボォーっとしたまんま、過ごしていました。

原因は、遊びすぎと冷たいものの食べすぎ、飲みすぎかな。きゅうりが旬で安いし、手間も

かからず食卓に乗せられるので、けっこう大量に食べていた。夏野菜は身体を冷やすという

し。夏風邪を引いたことで、私はカッパの子じゃないことが証明されたという訳です。


風邪を引くと、思考停止するどころか、動きも最低限になりますな。3日間ほど家事を放棄

していました。薬というもの、根本から病気が治るわけではなく、症状を緩和するものだと

いう私なりの思想があるため、よっぽど症状がつらいときのウィークデーだけ、お世話にな

ることにした。(お医者さんにもちゃんと行きましたけどね)

そんでもって、金曜日の夜から荒療治を始めた。

白湯だけを大量に飲んで、食べたいときに食べて、あとはひたすら寝る。大好きなパソコン

も開かない。お風呂にも入らず、布団に飛び込んで、ひたすら寝た。


そして土曜日の朝。まだ良くなっていない。

また白湯だけ飲んで寝た。お茶でも果物ジュースでもなく、白湯が良いのだ。そしてひたす

ら寝た。暑くて汗をかいたけど、拭いたり着替えをしたりしないで、そのまま放っておいた。

部屋を掃除したかったのだけど、具合が悪いので、今がその機会ではないし、元気になった

らやればいいとと自分に言い聞かせて寝た。そして白湯を飲み続けた。

そうしたら、夕方「ちょっとは大丈夫かも」と感じ始め、夫の運転で買い物に出掛けた。

帰宅したら、何となく軽く夕飯を作ることができて、家族と会話をすることも出来るように

なった(笑)そして何故か、軽く片付けものが出来ると感じ、深夜までリビングの本棚を整

理するまでに至った。


日曜日は、何故か「大丈夫だ」と感じたので、今日はミネラルウォーターを飲みながら、朝

から夕方まで「開かずの間」の部屋の掃除をすることが出来た。マメな夫も全面協力してく

れて、ほぼ30年ぶりくらいに掃除機をかけることができた。年季の入ったホコリで真っ黒

になったけど、窓が開けられて嬉しかった。

そしてゆっくりお風呂に入った。


風呂上りにセキが出たので、あぁ、まだ風邪を引いていたんだなぁ、と思った。

けど、先週よりも、かなり意識がハッキリしている。


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