●連載
がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

たえちゃん、ごろごろしたいのになかなかできないだす。



風邪の週末と盛り上がり

先週は月曜日からなんだかんだと忙しく、週末になって風邪をひいてしまった。

同じく夫も風邪をひいた。

夫は帰宅してすぐ「なんだか寒気がする」と言い、「わたしものどが痛い」と言って夕飯も

軽く済ませて、すぐ眠ってしまった。

わたしのほうは、不規則な生活が悪かったし、夫のほうは、仕事の合間を縫って、2週にわ

たるボウリングの遠征試合でハードだったのだと思う。


土曜日は一日中寝ていようとしたが、昼少し前から、義妹と姪っ子が遊びに来たためそうも

いかなかった。でも彼女らが帰ってから、すぐ爆睡した。


日曜日は、朝起きたら熱の下がった夫が「山の空気を吸いたい」と言うので、出かけた。丘

の上から山形市内を見晴らしつつ、買ってきたサンドウィッチを食べていたら、ポツポツと

雨が降ってきたので、早々にそこを引き上げた。

でも、雨がそんなにひどく降らなかったため、運転をしながら夫が「次、公園に行きたい」

と言うので、また車を走らせて郊外の大きな公園へ行った。

そこの公園にはたくさんの家族連れが来ていた。曇っていながらも暑い日だった。ベンチに

座り、靴を抜いで裸足になった。まさに素足の季節である。

でもやっぱり暑かったので、ほどほどに引き上げて夫の実家へ行った。そして夫の実家のソ

ファで少しウトウトした。自然もいいけど、ゴロンと横になれるのが、わたしにとっては一

番ありがたい。

そしてお昼ご飯をご馳走になって帰ろうと思ったけど、甥っ子が「野球をやりたい」と言う

ので、義母と夫と一緒に、少しだけ相手になった。

帰りの車の運転中、夫の携帯にボウリング仲間から電話が来て、遊びに来たいとのことだっ

たので、承知したらしい。一緒にボウリングの練習をしていた高校生2人もついて来た。


帰宅したらちょうど、ココア通信でおなじみの尾形先生が家に着いて(山形にいらしていた)、

母から愛犬わたるのお散歩係を仰せつかっていて、いたく困惑いたしているご様子だった。

でも、たまにはいいじゃないか。


それから、茶の間と客間で年寄りと若手の「別口同時進行」の宴会と相成った。

しばらくして、尾形先生は帰りの新幹線の時間が迫ってきたので、お帰りあそばした。


わたしも、若手の宴会から外れて、もう寝ようと思った。


戻る