7/6の日記 文は田島薫
裕次郎とウィンブルドン
私の家で、100年1日の生活してるうちに、世の中じゃいろんなことやってるようで、
日曜のテレビ見たら、国立競技場にでかい臨時の寺建てて、石原裕次郎の23回忌に
早朝から夜まで11万人も詰めかけたようだし、時間差リレーのようにイギリスの方で
はウィンブルドンのテニスの決勝に場外まで群がった人々が、4時間以上も続くゲー
ムにずっと拍手や歓声上げてつきあっていた。
裕次郎の方は日本全国からのファンの中には彼の死後生まれた若者も多くいたから、
IT時代だとスーパースターの人気も時空を軽く超えるようだ。
ウィンブルドンの方は、私はいつもたいてい女子の決勝ぐらいしか見ないんだけど、
ウィリアムス姉妹のゲームはどういうわけかそれほど見たい気がしなくてパスして、
翌日ぐらいの昨日の夜中のテレビ、もうそろそろ決着ついたころだろ、って思いなが
らちょっと男子の見てみたら、延長戦中で、今終わるか今終わるか、って結局1時間
以上も見るはめになってしまった。
だれが勝とうがどうでもいいんだけど、一応、大接戦の果てに優勝したのは健闘した
ロディックを破り、昨年以外は数年連勝のフェデラーだった。
ま、漫然とギター弾いたり地味な読書したりしてる時でも世の中じゃ、感激して泣い
たり喜んだりしてる人々も大勢いるんだ、ってことを確認できた日だった。