6/22の日記 文は田島薫
入院の友人とドアとレッズ
入院した友人Sと連絡取れぬままで心配だったし、彼に仕事発注してるヤンマーも気
をもんでるもんで面識もない彼のバンドのライブをやってた店のマスターにミクシー
経由でメールをしたら、土曜に返事が来てることに気づいた。それによると家族しか
入れない集中治療室に入ってて、詳しいことはわからない、ってことだったんで、そ
れを午前中ヤンマーにも伝えた。
午後になると、千葉県の片田舎に独居してる画家である88才の友人から電話あり、自
然素材でやってる私の友人の建築会社が建てた彼の家の壊れたドアの取り替えを長い
間要求してたのが、会社側の数々の事情によって遅れに遅れてたのがやっと届いた、
って言う喜びと仲介した私へのちょっとしたお礼の報告だった。
その前にテレビで浦和レッズと横浜マリナーズのゲームがあり、午後のメインイベン
トとして楽しみに観戦したわけなんだけど、鹿島アントラーズに遅れをとっちゃって
るんでここでバーンと挽回を期待してたところ、ほとんど最下位に近い位置にいるマ
リナーズの方ががんばちゃって、レッズは後半20分過ぎにスタミナが切れるから1点
取って勝ちにしよう、って監督の予言の通りに合わせてやっちゃって、1点取られた
後、もう1点持ってけー、ってわけのわからない太っ腹で勝ちをゆずるレッズだった。
夜はどういうわけか気分がすぐれないもんで、おとなしくショーチュー飲みながら、
難しい哲学書をながめて、人生の本質とはなどと頭に浮かべながら(ほんとかよー)
サッカーなどはけっきょくただの遊びだ、って自分に言い聞かせる私だった。