思いつくまま、気の向くまま 文は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいの「ぼけのたわごと」、タイトル変えました。
シャンさん、ジミンヤ〜、はやくひっこめー、って言ってます。
おあとがよろしいようで
宮崎県東国原知事が楽しいことを中央政府に仕掛けてくれた。
これを聞いた自民党ベテラン議員が「顔を洗って出直してこい」と公言した。
革命前夜というものは、こんなものなのだろう。
明治革命は知る由もないが、歴史書によれば同じようなことがおきている。
中央政府が弱くなると、地方が動き出す。
国交省の命令を無視した地方空港の経営が改善されたり、中央政府に楯突く知事が支持されたり
と、少し前までは想像もできなかったことが起こっている。明治革命もそうだった。
100年に及ぶ明治政府の恫喝と偏向教育により、日本国民は変革を恐れるようになってしまっ
たが、実は日本国民は変革に強い素質をもっている。
それは、先の敗戦の結果をみればよくわかる。アッという間に、植民地とも属国ともつかない独
特の文化をつくりあげてしまった。
その潜在能力を活かすときがきた。
「100年に一度の不況」などと金融経済に失敗した連中の作り上げた、まやかしのスローガン
の尻馬に乗って騒ぐ現政権の言うことなど聞かずに自分の足もとを見るがよい。
一時の公共事業で潤った人もその後はどうであったか。多額の地方負担をもって作った連絡橋は、
高速道路は、新幹線は、それらのもたらす利益はどこへいってしまったかを。
100年続いた明治政権は、ひたすら創立時の古典的な策の繰り返しをやってきただけである。
そろそろ消費期限も切れようというものだ。
世界的にみても、五指に入る優雅な生活をしている国民も、さすがに政治のありかたに疑問を感
じてきたようだ。幸いかどうかわからないが、いま政権交代を求める民主党は、自民党とそうは
変わらない政党なので、急激な変化に恐れをいだく国民にとってはちょうどいい変革となるので
はないか。
次の演者の出囃子が聞こえているのに、高座を下りない自民党。こういう景色はめったに見られ
るものではない。後学のためにしっかりと珍高座を見物しておこう。