思いつくまま、気の向くまま 文は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいの「ぼけのたわごと」、タイトル変えました。
今回のシャン先生、政局に不満が溜まってるせいか、乱暴なこと言ってます。
スッキリしたい
あす八日は、真珠湾。
この日がくると心が高揚する。
ここ数年続く閉塞感をスッキリさせるには喧嘩にかぎる。
では、どこに喧嘩を売る。アメリカ、ロシア、中国、EU諸国、それとも北朝鮮?
どこの国にも喧嘩を売る理由がない。しいて言えばJリーグ史上初の3連覇を先延ばしさせた北
朝鮮籍チョンテセ君の一発か。
目標喪失一億総不満。現在の閉塞感はあの時代と似ているそうだ。
母親に真珠湾の日の感想を聞いたことがある。とにかく「スッ」としたそうだ。母親はけして国
防婦人会タイプではなく女学生のときは外国人とも接触があって合理的な考えをもつ人間だが、
それでもそうとう「モヤッ」としていたのだろう。
当時国民の期待を集めて発足した第二次近衛内閣は、背後に軍部という全能の神が控えていて、
何もすることができなかった。
今回、国民の期待を集めて発足した鳩山内閣も、奥社に「全能の神」が控えていて政策が遅々と
して進まない。目標喪失一億総不満の因である。
この「全能の神」は、己の政治理念の実現を急ぐあまり議員立法の原則禁止など権力の集中を始
めた。これは東條首相が陸相を兼任したようなもので、何でも一人でやれば事は早く運ぶという
ものだ。
国民にとって不幸なことは、「全能の神」の考えがわからないことだ。願い事は鳩山内閣という
拝殿でする。そして、「神」のお告げを待つ。もっと悪いことは「全能の神」は自分に都合が悪
いと「神隠れ」をなさる。
こんな状態の政治が続くようでは、国民の間に閉塞感が広がっても不思議はない。
では、この閉塞感を吹き飛ばしてスッキリするためにはどこに喧嘩を売るか?
背後に「全能の神」を戴き、何事にも決定力を欠く民主党政権を実現させた国民の頭上に爆弾を
落とすほかには手だてがなさそうだ。