9/22の日記 文は田島薫
考えたくない日々
暑い夏もそろそろ涼しい秋に代わりつつあって、さほど夏満喫!ってほどの夏イ
ベントもないままこんなふうに時間が経っちゃうことに少し寂しさを感じたりし
てるとこに、それを増幅させるような友人の事情が報告されたりした。
そして、ここんとこ、意外に集中できない読書時間に読んでる本が、名著って言
われてるのに、って言うより、だからなのか、論理や表現が回りくどい上、読み
進むほどにそれの空回りを感じ、なんだかメンドクセー、って思いながら図書館
行ったら、そういった本よりもCDに気が入って、少年ナイフ、レッドホットチリ
ペッパー、チャー、ビリーホリデー、井上陽水などを借りて来た。
少年ナイフは、海外でも知名度が高い、元気なナンセンスさがいい昔から気に入
ってるガールズバンドの老舗。
レッチリは若者に大人気って言うんで聴いてみようって思ってたやつで、聴くと、
ワンコードで盛り上がるパターンが、なるほど、ラップ好きの現代の若者のセン
スに合うんだな、ってりょうかい。
チャーはギターがうまい、でもクラプトンやジミヘンのコピーの場合だけがいい
ね〜、ってぐあいで、オリジナルの方は、ん〜?ってちょっとジェフベックか、
スティリーダン、って言った都会的センスが私の趣味じゃない。
ビリーホリデーは大昔からのファン。聴いたことないアルバムあったんで借りて
来たら、バンド演奏主体の軽いセンスのもので、哀しみ深い彼女の歌の良さはあ
まり出てないやつだった。
井上陽水は、吉田拓郎派の私は敬遠してたんだけど、いつか聴いた忌野清志郎と
合作した「帰れない二人」が気になっていて、それが入ってるライブアルバムが
あったのだ。
その場運動して風呂入ってからビールのんでショーチュ−飲んで、「帰れない二
人」かけ、コード探しながらギターと歌を練習して、一応憶えた。
しかし、当人があんな美声で上手く歌ってくれてるのに、悪声で下手の私がわざ
わざ憶え披露して、だれに迷惑をかけよう、ってんだろう。(それはちみにだ)