1/7の日記 文は田島薫
ヒット映画2題
正月は1.2日両親のいる茨城へ1泊で帰った以外はずっと家にいて、3日の晩、私
の家の近所に実家があるバンドゴッコメンバーのハルさんが来ていっしょに酒宴
しただけで、後はふだんの休日と同じようなことしてる間に普通の週末になり、
土曜のお昼にクボセンセーが水産会社に勤めてる近所の人にもらって食べ切れな
い分だと言いながら、かき1パックとかにの足少々と白菜1個持って来て、かき
鍋を一緒に食べたんだけど、センセー酒をやめてるもんで、私だけ酒を1合飲ん
でおしまい、って却って寂しい気分。
晩はショーチュー飲みながらビデオにとっておいた映画「武士の一分」を見て、
翌日の晩も同じく「世界の中心で愛をさけぶ」を見た。
宣伝が派手にやられてヒットしたような映画は、私はちょっと敬遠しちゃうとこ
ろがあって、ビデオになっても、ずーっと見ないことも多いんだけど、テレビで
やる、ってことになると、タダ、ってこともありたいていは見るわけだから、単
なるケチといった見方もできる。
そんな背景で見た映画についてあーだこーだ、ってエラソーになんか批評したの
を人は読みたくもないだろうけど、そこは、まあ、私の勝手気まま言いたい放題
の日記、他に話題もない、ってことで、勘弁していただくことに勝手に決めて、
書いてみることにして、まとめてふたついっぺんに言っちゃうと、なかなかよく
できた映画で、共感させるところや美しい映像もあり、ヒットする要素もあり、
予想してた上がりを裏切るものではなかった。
しかし、それ以上でもなかったな〜、やはりどちらもテーマやプロットが今や有
り勝ちの予定調和物、って判断をまぬがれないわけで、しかし、だからこそ、間
違いなく製作側は宣伝費をかけられたしヒットもした、とも言えるわけだ。
ま、でも私は全く予想を裏切られるような映画を見たいもんだな、って、じゃお
まえ作れ、って言われたら困るし、言うだけだから簡単なんだけど。